仮想通貨の一つピンクコインは寄付ができるPoSコインです。
スラックもそこそこ活発で開発陣も意欲的でとても好印象です。
私、仮想通貨ベイビーが一押しする通貨でもあります(ポジトークです)
そんなピンクコインが先日、ロードマップを更新していました。
実はピンクコインは寄付だけでなく、様々な分野に積極的にアプローチをしています。
特に期待しているのは「ピンクコインによる決済」を目指しているという点です。
今回はロードマップを紹介することで
- ピンクコインの開発状況
- すでに達成していること
- ピンクコインの将来の展望
などを見ていこうと思います!
この記事の目次
先日ピンクコインがこんなTweetをしてました
ちょっと前になりますが、ピンクコインの公式twitterでこんなTweetがありました。
Presenting an updated #Roadmap of #Pinkcoin for the next year. Where we’ve been and where we’re going.$PINK #Bitcoin $BTC $Crypto $ETH $NEO pic.twitter.com/8nOEO1gq9J
— Pinkcoin Official (@Pinkcoin_) 2017年8月11日
夏になり更新したロードマップとのことです。
公開されているピンクペーパー(pinkのホワイトペーパー)を更新した形になっています。
- 8月現在の進捗状況
- 新たに追加された目標
などが追加されています。
※ロードマップのおかげかはわかりませんが、8月29日に高騰しました!
ロードマップの画像
公式で出されているピンクペーパー内のロードマップも一応引用しておきます。
比較すると変わっているところも多く、一新された感じですね。
改めて見てみると、ピンクコインの開発陣の頑張りが見えてきます。
ピンクコインのロードマップその1:寄付に関すること
「Donate4Life」というのはピンクコインの寄付関連の事業です。
ロードマップの進捗状況を確認してみましょう。
- D4Lシステムの稼働(8つの寄付・チップ):コンプリート
- ブロックチェーン技術を教えるために学校と提携する:コンプリート
- ピンクポーカー:開発予定
寄付システムは稼働中
ピンクコインの特徴の一つである寄付システム。
こちらは8月ですべて稼働しましたね。
8つの寄付・チップ先があり、それぞれに色々な意味があります。
病気の子供や教育への寄付、開発やユーザーへのチップなどです。
ピンクコインの寄付システムについては以下の記事をどうぞ。
ブロックチェーン技術者育成
ピンクコインは「Zwischenraum Thurgau」というスイスの学校と提携をしています。
Donate4Lifeの「Education Fund」で寄付額を確認することができます。
ロードマップを見るまでよくわかってなかったのですが、教育への寄付は
提携学校へのブロックチェーン教育資金
ということだったんですね。
今後活用されていくであろうブロックチェーンの技術者を育成するために使われている、という認識でいいのかな?
いずれにせよ、後進を育てるために使うというのは有意義なのではないかと思います。
ポーカーってなんぞや?
最後のピンクポーカーって…なんなんでしょうね?
もしかしたら、お遊び的なポーカーゲームを今後開発するのかもしれません。
そして売上資金を寄付に回すという形にする可能性もありますね。
日本でも競馬とかボートレースとかの公営ギャンブルの売上金が寄付に回されたりしますよね。
ギャンブルが活発な海外ではそうした流れは非常に強く、売上の多くを慈善事業に使うことがよくあります。
開発予定とのことでまだ先のことでしょうが、これはこれで楽しみですね。
ピンクコインのロードマップその2:パートナーシップ
ピンクコインのパートナーシップに関するロードマップも見ていきましょう。
良い提携ができれば、ピンクコインの価値が高まりピンクコイナーの利益も上がります!
- Coinomiに統合:コンプリート
- polymerbitと提携:進行中
- CoinPaymentsと提携:コンプリート
- Crypto Vesselsと提携:コンプリート
- Trezorに統合:予定
こうしてみると、現在はウォレット関係の会社と提携を進めていっているみたいですね。
アンドロイドウォレットに対応
Coinomiはアンドロイド用の仮想通貨ウォレットです。
私はiPhoneなので使っていないですが、けっこう人気のあるウォレットですね。
こういうウォレットに対応してもらうことで、ピンクコインの裾野を広げようとしている開発の意図がうかがえます。
ペーパーウォレットの会社と提携…かな?
polymerbitというのはペーパーウォレットの会社…なんですかね?
知識が少なくちょっとその辺はよくわかりませんでした。
仮想通貨ショップカート企業と連携?
CoinPaymentsはビットコインを始めとした70種類もの仮想通貨に対応するウォレット?のようです。
カートプラグインとかPOSインターフェースとかがあるので、ショップ運営者が使うやつですかね?
もしそうならばこの提携は、将来的に事業者がピンクコイン決済を導入しやすくするためのアクションなのかもです。
違ってたら教えてください(汗)
こちらもペーパーウォレットか?
Crypto Vesselsはたぶんペーパーウォレットとかそれを入れるケースを作ってるところみたいです。
公式が見つからなかったのでよくわからないのですが、販売物などは見つかりました。
(こちらより)
誰か詳しい人がいたら教えてください。。。
有名な外部ウォレットと提携予定か
Trezorは誰もが知っている超有名なハードウェアウォレットですね。
持っている人も多いと思います。
もしTrezorがピンクコイン対応になったらコイナーとしては胸熱ですねw
利用者拡大に繋がるかもしれません。
ピンクコインのロードマップその3:マーケティング
ピンクコインを広めるためにはマーケティングはとても大切です。
開発陣がどのような行動を起こしているのかまたは予定しているのか見ていきましょう。
- ブロックコンブース2017:進行中
- スイスでのファンイベント:進行中
- ピンクコインのグッズ:進行中
- shop with pinkの公開:コンプリート
- コールドストーレジソリューションズ:進行中
これについては簡単に見ていきます。
マーケティングは順調っぽい
一つ目のブロックコンブースというのはブロックチェーン関連のイベントみたいです。
それにピンクコインが参加する(した?)みたいですね。
ファンイベントというのはパートナーであり寄付先であるZwischenraumと一緒になんかイベントやるみたいです。
どういうものになるのかはよくわかりませんw
ピンクコインのグッズについては制作・随時追加中ですね。
ショップウィズピンクはすでに公開されており、グッズはここで公開されていくものと思われます。
コールドストレージソリューションズってのはなんでしょうね?
仮想通貨のコールドストレージに関するコンサルかなんかやるんでしょうか?
このへんもちょっとよくわかりません。
ピンクコインのロードマップその4:開発について
ピンクコインの開発はどこまで進んでいるのか?
ピンクコインは今後どのように進化していくのか?
開発状況も見ていきましょう。
- サイドステーキング:実装
- ステーキングウォレット(アンドロイド):開発中
- ステーキングウォレット(iOS):開発中
- ピンクバンクUSBステーキングシステム:開発予定
- polymerbitと連携してNFC:開発予定
便利なサイドステーキング
サイドステーキングはPoSしたピンクコインの一部を寄付やチップに送る機能です。
寄付をしたいとか、開発や特定の誰かにチップを贈りたい人には便利な機能ですね。
サイドステーキングについてはこちらもどうぞ
モバイルでもステーキング!?
モバイルのステーキングウォレットなるものを開発しているみたいです。
よくわからないんですが、スマホでもPoSってできるんですかね?
もしできるならば、一日中PCを着けっぱにしなくても良いということですごいありがたいんですけど…w
USBでもステーキング!?
モバイルに続いてUSBでもステーキングシステムを開発中?
ハードウェアウォレットに入れたピンクコインがステーキングする?
USBにピンクを保管してPCに挿して利用する?
それとも外部保管しておいて、PCに挿した時にステーキングする?(NEMのPolみたいな)
ん~ちょっとよくわかりませんが、もしそうならばセキュリティの面でも良さそうな気がしますね。
ペーパーウォレットと連動する?
先程紹介したパートナーのpolymerbitと連携してなにかやるみたいですね。
NFCというのは
NFC(Near Field Communication)は、かんたんにいえば「かざして通信」するための規格です。
(「NFC」とは? – いまさら聞けないスマートフォン用語)
ということみたいです。
つまり、polymerbitのペーパーウォレットから読み取ってスマホにピンクを移動するとかそういうことなんですかね?
まだちょっとわかりませんが、正式な開発発表を待ちたいところです。
ピンクコインのロードマップその5:pink決済について
ピンクコインでわりと期待しているのが「pinkでの決済」です。
寄付だけでなく、色々な場所で支払いができるようになるのは素晴らしいですよね。
- オートビューの決済に使用:αフェーズ
- shop with pinkとDonate4Lifeに使用:βテストフェーズ
- サードパーティーの小売業者と決済サービスとの連携:予定
自社開発のトレードツールをピンク決済で販売
オートビューというのは、ピンクコインの開発陣が作成したトレードツールです(たぶん)。
けっこう評判が良いようで、ピンクコインのスラックでも専門チャンネルがあって意見交換しあってるみたいです。
賑わっているということはそこそこ売れているのではないでしょうか。
まずはαフェーズとして、自社製品の決済から始めているということですね。
グッズショップでもピンクが使えるようになりそう!
公式グッズショップにもピンクコインでの決済を導入する予定のようです。
ピンクのグッズを購入すると、Donate4Lifeに寄付として還元される仕組はすでに出来上がっています。
なので、あとはグッズ購入にピンクが使えるようになれば良いだけですね。
PoS報酬で得たピンクコインをグッズ購入に充てるなんてこともできるようになります。
もちろんそのピンクは寄付として活きるわけですね。
将来的にはVisaと提携を…!
お店やペイメントサービスを運営する企業との連携は、
ピンク決済の最終的な目的となります。
PayPalは海外ではわりとおなじみのサービスですし、Visaは日本でも普通に使うカード会社ですね。
デビットカードなどで気軽に使えるようになれば、ピンクコインは一気に「使える仮想通貨」となるでしょう。
PAYを保有している私的には、
Tenxと提携してみたら面白いなぁ
と個人的には思いますw
ピンクコイン頑張れ!価格も上昇してくれ!
そんなこんなで、ピンクコインはけっこう頑張って活動してくれているみたいです。
開発からの音沙汰が全然ない仮想通貨もたくさんある中、ピンクコインはちゃんと動いているって感じがしますね。
それが価格上昇につながってくれれば…言うことはないんですがw
ちなみに記事執筆時点での相場はこんな感じです。
1週間の推移だとドル建て・BTC建てともに上げてはいますね。
ただ、数ヶ月前のピンクコインから見たら…う~んって感じです。
ピンク頑張れ!もっと頑張れ!
せめて今年中に
1PINK=5円くらいまで行け!
……
むしろ、
っていうか、
……
1PINK=10円行け!
まぁそこまでは高望みですかねw
仮想通貨ベイビー的まとめ
今回は先日発表されたピンクコインのロードマップの進行状況を見てみました。
私個人の見解としてはピンクの開発はそこそこ頑張っていると思っています。
できればその努力が少しでも報われればなぁと願っています。
私は今後も、ピンクコイナーとして微力ながら応援していきたいと思います。
※今回の記事はわりと筆者の妄想が多いです。間違いなどあればバシバシご指摘ください!