ついに日本企業がビットコインのマイニングに乗り出した!
これまでマイニングといえば中国を筆頭に電気代の安い国が台頭していました。
日本は電気代が高くビットコインそのものの認知が低いことからマイニングでは遅れを取っていたのです。
しかし9月7日、日本のIT企業GMOが
本格的にマイニング事業を展開すると発表したんです!
GMOは現在、仮想通貨取引所を運営しています。
さらにそこから発展して「マイニングもする!」というのは素晴らしいですね。
しかも、
マイニングしたビットコインを自社取引所で販売する!
最新のマイニングチップを研究開発する
クラウドマイニングサービスも提供予定
っていうんですから驚きですw
今回は
- GMOのマイニング事業の概要
- GMOマイニング事業のロードマップ
- DMMもマイニングに参加!?
といったところを書いていきます~。
この記事の目次
GMOがマイニング事業に乗り出すらしい!
GMOインターネット株式会社が昨日こんなプレスリリースを出しました。
GMOインターネット株式会社(以下、GMOインターネット)は、本日2017年9月7日(木)に、「次世代型7nm(*1)」の半導体チップを活用した『仮想通貨の採掘(ビットコインマイニング)事業』を、2018年上半期を目処に開始することを決議いたしましたので、お知らせいたします。(GMOより)
そう、なんとGMOが
2018年上半期からマイニング事業を始めるらしいんです!
しかも、時期はまだ明確になっていませんが、
クラウドマイニング事業も展開していくらしいです!
日本がマイニング大国になる日
日本はビットコインマイニング途上国でした。
技術力とかそういうのはあるんですけど、マイニングに必要な
電気代がめちゃくちゃ高い
という大きすぎる問題があったんですね。
そのため電気代の安い中国がマイニング市場で台頭しているんです。
しかし今回、GMOは北欧にマイニングセンターを置き、最先端の半導体チップを導入して
マイニング市場に果敢に攻め込もうというのです!(素晴らしい)
もうマイニング途上国とは言わせません(ドヤぁ)
日本のクラウドマイニングができるー!
また、クラウドマイニングについても期待大です。
私は今年の6月から仮想通貨のクラウドマイニングを始めました。
海外のサイトなので色々とビクビクしながら契約していた記憶があります。
そして先日、ハッシュフレアがいきなりの改悪宣言…。
海外のサイトってこんなもんだよね、っていう気持ちが強くなってしまいました。
そんなわけで、私はクラウドマイニングを始めた初期の頃から今までずっと
日本企業がクラウドマイニング事業やってくれないかな!
そう思っていました。
そしてそれがついにGMOで実現されるんですね!(めでたい!)
GMOのマイニングセンターの概要について
GMOが展開する予定のマイニングセンターとはどのようなものなのでしょうか。
プレスリリースを元に、GMOの次世代マイニングセンターの概要や構想を確認してみましょう。
事業概要について
まずはプレスリリースから
仮想通貨(ビットコイン)のマイニング事業を行うためには、高度かつ膨大な計算処理が可能なコンピューターと、その稼働と冷却を行うための安定した電力の確保が必要となります。マイニングを行う高性能のコンピューター(マイニングボード)を実現するため、半導体設計技術を持つパートナー企業とともに、最先端の7nmプロセス技術を活用した半導体チップ(マイニングチップ)の研究開発を行います。電力供給の面では、再生可能エネルギーの豊富な北欧に「次世代マイニングセンター」を設置し、クリーンで安価な電力を調達することで、コストを抑えた施設の運営を可能にします。(GMOより)
技術的なことや設備の詳しいことは門外漢なのでよくわかりません(汗)
ただ、マイニングで絶対に必要なる
- 大量かつ安定した電力
- 高性能コンピューター
これらをコスト面でも技術・設備面でもちゃんとクリアーしていけるという自信があるようです。
マシンパワーがスゴそう
ハードウェアのパワーとしては構想段階でこんな感じみたいです。
- 単体スペック:計算性能10TH/s
- 消費電力:500W以下
- 投入マイニングチップ:50,000チップから段階的に増強
- 計算総パワー:500PH/s
どうもこれ、かなりの高スペックマシンを投入する予定みたいですね。
どれくらい高性能かというと、私のボロPCが人力車だとするとGMOのはF1カーです(適当)
電力問題をどう解決する?
マイニングといえば大量・安定した電力が必要になります。
すごく簡単に言うと、めっちゃ電気代がかかる!ということですね。
これをGMOでは北欧にマイニングセンターを設置することで
低コストかつクリーンな形で電力を調達しよう
と考えているようです。
- 再生可能エネルギーを利用
- 具体的には地熱や水力発電
北欧は中国同様に電気代が比較的安い地域です。
また、日本よりも寒い地域なのでマシンの熱を冷却しやすい環境にあります。
一石二鳥といったところですね!
GMOのマイニング事業ロードマップ
現段階でプレスリリースにて発表されている今後の展開についてまとめてみました。
1.2018年上半期 次世代マイニングセンターの運営
運営開始前~開始で行われる予定のことをまとめました。
- 最先端7nmプロセス技術を応用したマイニングチップの研究開発
- クリーンかつ安価な電力の調達目処をつける
- 北欧に次世代マイニングセンターを設置する
2.クラウドマイニング事業(時期未定)
日本初のクラウドマイニング事業についてです。
- 次世代マイニングセンターの設備資金をユーザーから調達
- マイニング収益をユーザーに配分する
- 個人・事業者いずれも参加可能
- 少額から投資することができる
※これ、勝手な妄想ですけどGMOトークン(仮)とか出して収益分配する仕組みを作るかもしれませんね(妄想が暴走)
3.次世代マイニングボードの販売
パートナー企業とともに研究開発したマイニングボードは将来的に
外部販売を検討している
とのことです。
販売された時点でどれくらい優れているのか?
販売価格はどれくらいになるのか?
などなど気になるところはありますが、面白い試みですね。
GMOコイン株式会社への仮想通貨供給
次世代マイニングセンターでマイニングされた仮想通貨はGMOコインにて供給予定のようです。
一つの企業がマイニングと取引所を兼任するケースって他にあるんですかね?
ちょっとそこのところはわかりませんが
農家が道の駅で野菜を売る
ほぼほぼ直販だから安く買える
というイメージがあるんですがどうでしょうか?
せめて手数料が安くなったりするとうれしいですねw
日本初・発のクラウドマイニングで盛り上がりそう!
個人的に今回のGMOのマイニング事業は全力で応援したいと思っています。
少額からでも投資できる(予定)とのことで、ぜひ資金を投入したいですね!
日本の大手IT企業が参入するというのはとても心強いですし、期待もかなりありますね。
何より、
「クラウドマイニング事業もやるよ!」
というのは私みたいなユーザーには嬉しい話ですw
どういう形で進んでいくのかはわかりませんが、ガンガンやっていって欲しいですね~。
GMOに続きDMMもマイニング事業に参入するらしいwww
この記事を書いている時点で入ってきたニュースなんですが、
DMMもマイニング事業に参入するらしいです!!!(マジか)
さすがは新しいもの好きで旬を感じ取る嗅覚に優れたDMMさんですねw
DMMは2016年からビットコイン支払いを受け付けている企業です。
仮想通貨の将来性とか魅力にははけっこう早くから気づいていて行動に移している企業ですよね。
発表こそGMOに先を越されましたが、GMOと良い意味でライバル関係になってくれたら面白いですね!
仮想通貨ベイビー的まとめ
今回はGMOのマイニング事業についてご紹介しました。
やっと日本企業による本格的マイニングが始まる!
きっとこれって多くの日本人ビットコイナーアルトコイナーが願っていたことなのではないでしょうか。
マイニング市場は中国がかなり強いですが、風穴を開けるどころか
日本=マイニング超大国
になれたら最高ですね~。
そうなってもならなくても、きっと私はGMOのクラウドマイニングに投資すると思いますがw
兎にも角にも楽しみですねっ!
参考:GMO「仮想通貨の採掘(ビットコインマイニング)事業に参入」
[…] GMOがビットコインのマイニング事業に参入!事業概要とロードマップをわかりやすくまとめてみた! 投稿日 2017 年9 月8 日 16:16:26 (ビットコイン速報) […]